일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

「いずれまた都においてお目にかかりましょう」

と、自信をもっていった。大きな将来の自信をもって。

しかし当面の小田原一城も、容易に陥落しなかった。理由は、逸早く甲州から信玄の有力な部隊や参謀が城内に入っていて、氏康に協力していたからである。

それらの甲州参謀は、

「なおなお兵力も軍需も、いくらでも甲州より後詰申さんとのお館の仰せであれば、飽くまで、この要害に拠って、守るを主とし、城門を出て戦うことはせぬが得策」

と、主張していた。

寄手をここに釘付けにし、わけても遠征の越後勢を疲労せしめ、謙信をしてまったく施す策なからしめんとする方針だった。

五月になった。

しかも城壁の一角すらまだ奪れない。城方の計は図に中ったといえよう。謙信はついに一度軍を退いて、味方の倦怠を一新し、敵の変を待とうとした。

彼が、上杉憲政とともに、鎌倉八幡宮へ参詣したのは、この期間であった。憲政は、その機会に、

「以後は自分の同族ともなったつもりで、上杉の姓を名乗られよ」

と、すすめた。

それまでの謙信は、あらためていうまでもなく、管領の一被官で、姓は長尾、職は越後の守護代であった。