후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
もめんいぜんのこと
木綿以前の事
柳田 国男
柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면
二
したがって婦人に職業が少なくまた軽いということも、それがその余力を今一段と尊いものに、向けさせる結果にならぬかぎりは、社会的に実は無意味である。今日のごとく女子の教育が盛んになっておりながら、なおいわゆる有閑夫人の多くできることは、たとえ少しも悪いことはせずとも、すでに社会の一つの病であった。まずは現在の教育方法がよくないという推論にもなり、またはそれくらいならばまだ職業をもたせる方がよいという意見も出てくるわけである。
二
女子の職業を軽んじ、または是に携わる者を気の毒がることは勿論まちがっている。ただ私などのおかしいと思っていることは、誰しも自分の娘や妹のために、できるかぎり安楽な、世に出て働く必要のないような境遇を、見つけて遣りたいと念じておりながら、その教育はどうかというと、いわゆる万々一の場合、すなわち夫が病身であったり、酒呑みで失業したり、子どもをかかえて未亡人となったり、家が破産に瀕して昔なら身売奉公でもしなければならぬ場合に、備えるような教育ばかりを与えたがり、また受けたがることである。「芸が身を助けるほどの不しあわせ」という近世の川柳もあるが、是はまだ意外な効果といってよい。