후리가나로 읽는 일본 고전
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もめんいぜんのこと
木綿以前の事
柳田 国男
柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면
昔風と当世風
一
とにかくに是だけは自然のものを採取するのでなく、土地を拓いて特に穀の木を栽培していた例である。『千載集』の神祇部に、久寿二年の大嘗会の風俗歌に、悠紀方として詠進した歌は、近江の木綿園を地名として詠じている。是などもまたこの時代以前に、あの地方にもユフを園に作っていた生活があったことを示すもので、麻が唯一の平民衣料となったのは、中央部においてもそう古くからのことではないのである。
昔風と当世風
一
この話題はそれ自身がいかにも昔風だ。平凡に話そうとすれば幾らでも平凡に話される題目である。聴かぬ前から欠伸をしてもいいお話である。人間に嫁だの姑だのというものの無かった時代から、または御隠居・若旦那などという国語の発生しなかった頃から、既に二つの生活趣味は両々相対立し、互いに相手を許さなかったのである。先年日本に来られた英国のセイス老教授から自分は聴いた。かつて埃及の古跡発掘において、中期王朝の一書役の手録が出てきた。今からざっと四千年前とかのものである。その一節を訳してみると、こんな意味のことが書いてあった。曰くこの頃の若い者は才智にまかせて、軽佻の風を悦び、古人の質実剛健なる流儀を、ないがしろにするのは歎かわしいことだ云々と、是と全然同じ事を四千年後の先輩もまだ言っているのである。