후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
転戦
一
「これぞ天のご援助」
と、いやが上にも、心は奮い立った。
早速、近郷の鍛冶工をよんできて、張飛は、一丈何尺という蛇矛を鍛ってくれと注文し、関羽は重さ何十斤という偃月刀を鍛えさせた。
雑兵の鉄甲、、槍、刀などもあわせて誂え、それも日ならずしてできてきた。
日月の旗幟。
飛龍の幡。
鞍、鏃。
軍装はまず整った。
その頃ようやく人数も二百人ばかりになった。
もとより天下に臨むには足りない急仕立ての一小軍でしかなかったが、張飛の教練と、関羽の軍律と、劉玄徳の徳望とは、一卒にまでよく行きわたって、あたかも一箇の体のように、二百の兵は挙手踏足、一音に動いた。
「では。――おっ母さん。行って参ります」
劉玄徳は、ある日、武装して母にこう暇を告げた。
兵馬は、粛々、彼の郷土から立って行った。劉玄徳の母は、それを桑の木の下からいつまでも見送っていた。泣くまいとしている眼が湯の泉のようになっていた。
転戦
一
それより前に、関羽は、玄徳の書をたずさえて、幽州郡(河北省・※(「さんずい+(冢-冖)」、第3水準1-86-80)県)の大守劉焉のもとへ使いしていた。
太守劉焉は、何事かと、関羽を城館に入れて、庁堂で接見した。