후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
四
何進に通じている禁門の武官潘隠であった。
「オ、潘隠か。なんだ」
何進はすぐ会議の席をはずし、外廊で何かひそひそ潘隠のささやきを聞いていた。
四
潘隠が告げていうには、
「十常侍の輩は例によって、帝の崩御と同時に、謀議をこらし、帝の死を隠しておいて、まずあなたを宮中に召し、後の禍いを除いてから喪を発し、協皇子を立てて御位を継がしめようという魂胆に密議は一決を見たようであります。――きっと今に、宮中から帝の名をもって、将軍に参内せよと、使いがやってくるにちがいありません」
何進は聞いて、
「獣めら、よしっ、それならそれで俺にも考えがある」
憤怒して、会議の壇に戻り、潘隠の密報を諸大臣や、並いる文武官に公然とぶちまけて発表した。
ところへ案の定、宮中からお召しという使者が来邸して、
「天子、今ご気息も危うし。枕頭に公を召して、漢室の後事を託せんと宣わる。いそぎ参内あるべし」と、うやうやしくいった。
「狸め」
何進は、潘隠へ向って、
「こいつを血祭にしろ」と命じるや否や、再び、会衆の前に立って、
「もう俺の堪忍はやぶれた。断乎として俺は欲することをやるぞ!」と呶鳴った。