후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
石
一
「風はすなわち天地の呼吸である。冬に先立って、こういう朔風がふくのは冬の訪れを告げるので旗竿を折るためにふいてきたのではない。――それを怪しむのは人間の惑いに過ぎん。もうひと押し攻めれば、落ちるばかりなこの城だ。掌のうちにある敵城をすてて、なんでここから引っ返していいものか」
いわれてみれば、道理でもあった。諸将は二言なく、孫堅の説に服して、また、士気をもり返すべく努めた。
翌日から、寄手はまた、大呼して城へ迫った。水を埋め、火箭鉄砲をうち浴せ、軽兵は筏に乗って、城壁へしがみついた。
しかし、襄陽の城は、頑としていた。
霜が降りてくる。
霙が夜々降る。
蕭々たる戦野の死屍は、いたずらに、寒鴉を歓ばすのみであった。
石
一
旋風のあった翌日である。
襄陽城の内で、良は、劉表のまえに出て、ひそかに進言していた。
「きのうの天変は凡事ではありません。お気づきになりましたか」
「ムム。あの狂風か」
「昼の狂風も狂風ですが、夜に入って、常には見ない星が、西の野に落ちました。按ずるに将星地に墜つの象、まさに、天人が何事かを訓えているものです」
「不吉を申すな」
「いや、味方に取っては、憂うべきことではありません。