일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(一)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면

아오조라 문고

五

、第3水準1-87-19)池附近にまできて駐軍しているなどの大事を、知らないでいる筈はない。

「さてこそ」と、彼らはあわてながらも対策を講ずるに急だった。そこで張譲らはひそかに手配にかかり、刀斧鉄弓をたずさえた禁中の兵を、嘉徳門や長楽宮の内門にまでみっしり伏せておいて、何太后をだまし何進を召すの親書を書かせた。

宮門を出た使者は平和時のように、わざと美車金鞍をかがやかせ、なにも知らぬ顔して、書を何進の館門へとどけた。

「いけません」

何進の側臣たちは、即座に十常侍らの陥穽を看破って諫めた。

「太后の御詔とて、この際、信用はできません。危ない限りです。一歩もご門外に出ることはなさらぬほうが賢明です」

こういわれると、それに対して自分にない器量をも見せたいのが何進の病であった。

「なにをいう。宮中の病廃を正し、政権の正大を期し、やがては天下に臨まんとするこの何進である。十常侍らの輩が我に何かせん。彼らごとき廟鼠輩を怖れて、何進門を閉ざせりと聞えたら天下の英雄どもも、かえって予を見くびるであろう」

変にその日は強がった。

すぐ車騎の用意を命じ、その代り鉄甲の精兵五百に、物々しく護衛させて、参内に出向いた。