일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(一)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면

아오조라 문고

白面郎「曹操」

一

白面郎「曹操」

一

曹操はまだ若い人だ。にわかに、彼の存在は近ごろ大きなものとなったが、その年歯風采はなお、白面の一青年でしかない。

年二十で、初めて洛陽の北都尉に任じられてから、数年のうちにその才幹は認められ、朝廷の少壮武官に列して、禁中紛乱、時局多事の中を、よく失脚もせず、いよいよその地歩を占めて、新旧勢力の大官中に伍し、いつのまにか若年ながら錚々たる朝臣の一員となっているところ、早くも凡物でない圭角は現れていた。

竹裏館の秘密会で、王允もいったとおり、彼の家柄は、元来名門であって、高祖覇業を立てて以来の――漢の丞相曹参が末孫だといわれている。

生れは沛国郡(安徽省・毫県)の産であるが、その父曹嵩は、宮内官たりし職を辞して、早くから野に下り、今では陳留(河南省・開封の東南)に住んでいて、老齢だがなお健在であった。

その父曹嵩も、

「この子は鳳眼だ」

といって、幼少の時から、大勢の子のうちでも、特に曹操を可愛がっていた。

鳳眼というのは鳳凰の眼のように細くてしかも光があるという意味であった。

少年の頃になると、色は白く、髪は漆黒で、丹唇明眸、中肉の美少年ではあり、しかも学舎の教師も、里人も、「恐いようなお児だ」