후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
王允が命じると、
「それがしが参ろう」
李粛は答えるや否、兵をひいて、丞相府へ馳せ向った。
すると、その門へ入らぬうちに、丞相府の内から、一団の武士に囲まれて、悲鳴をあげながら、引きずり出されて来るあわれな男があった。
見ると、李儒だった。
丞相府の下部たちは、
「日頃、憎しと思う奴なので、董太師が討たれたりと聞くや否、かくの如く、われわれの手で搦め、これから禁門へつきだしに行くところでした。どうか、われわれには、お咎めなきよう、お扱いねがいます」と、訴えた。
李粛は、なんの労もなく、李儒を生擒ったので、すぐ引っさげて、禁門に献じた。
王允は、直ちに、李儒の首を刎ねて、
「街頭に梟けろ」と、それを刑吏へ下げた。
なお、王允がいうには、
「塢の城には、董卓の一族と、日頃養いおいた大軍がいる。誰か進んでそれを掃討してくれる者はいないか」
すると、声に応じて、「それがしが参る」と、真っ先に立った者がある。
呂布であった。
「呂布ならば」と、誰も皆、心にゆるしたが、王允は、李粛、皇甫嵩にも、兵をさずけ、約三万余騎の兵が、やがて※(「眉+おおざと」、第4水準2-90-21)塢へさして下って行った。