일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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もめんいぜんのこと

木綿以前の事

柳田 国男

柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면

아오조라 문고

遊行女婦のこと

一

契沖は律僧だからそういう歌を嫌ったというが、慈延でも澄月でもそのために非如法の僧とはならなかった。そればかりか深窓に閉じ込められた御姫様までが、師匠を頼んでそういう歌をよみ習い、私たちも少年のころには何のことだか解らずに、一生懸命にそういう歌の稽古をしていた。是が概括してどうも『古今集』などよりも下手であったのは、必ずしも腕が劣っていただけではないようである。恋を知らぬということは元はまだ婚姻をしておらぬ者という意味であった。そうしてその恋を知る者は、時世が改まってもう歌をよむ必要を感じなくなっているのである。

遊行女婦のこと

一

『卯辰集』に存録せられた加賀の山中温泉の「三吟歌仙」のうち、次の一続きはわけても有名であるが、私はまだ是を註解したものを見たことがない。

霰ふる左の山は菅の寺         北枝

遊女四五人田舎わたらひ       曾良

落書に恋しき君が名もありて      翁

髪はそらねど魚くはぬ也       北枝

ここで最初に問題になるのは、俗称「菅の寺」という寺はどこにあったかということで、もしやこれが談林風に作者の空にこしらえた名であったとすると、この附合の写実味もずっと減るのであるが、私だけはそうでないように思って捜している。