일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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もめんいぜんのこと

木綿以前の事

柳田 国男

柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면

아오조라 문고

に過ぎない。元は是よりもはるかに一般的の状態であったのが、近世の傾向は何か一つの生産の始まるごとに、きまって女の手から取上げては男の手に移しているのである。この点はみなさんの歴史研究の初歩に注意して見られる練習の課題に適していると思う。

山と海との作業は、大昔も男を主としていたが、しかしその中にも女の役割があった。たとえば菌採り青物採りなどはそれであったが、青物は採らなくなり菌も栽培にかわると、いわゆるナバ師はみな男になった。『万葉集』には「玉藻苅るあま少女ども」という歌がある。乾して肥料として田や畠に入れたのである。それがごく簡単な装置でも、二又の棒を小舟の中で使うようになると、はやまた男に任せて女は手を引いた。海女のかつぎは由緒ある労働だけれども、潜水夫という方が追々と多くなった。農業の方でいうと、馬耕牛耕の始まる以前から、代掻き用に大きなマグハが用いられだすと、これをあやつるのはみな男である。販女と謂って市に出てくる女が元はあった。女は日返りに往来して家に寝る故に、行商が一日程以上の区域に行くことになると、牛方・馬方の隊商は男ばかりになる。