일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

もめんいぜんのこと

木綿以前の事

柳田 国男

柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면

아오조라 문고

問題はこの多数の道連れの、歩みののろい人々をどうしようかである。まさに落伍せんとする人々を、いかにして導いて行くかである。

勿論自分自分の幸福は、考えまいとしてもいつの間にか考えている。ただしそれは学問ではない。古人も繰返して説いたごとく、学問は必ず人の道でなくてはならぬ。万人の歩んで行く道でなくてはならぬ。多くの生活改善論者が相戒めなければならなかったのはこの点であった。改良服の寸法裁ち方を論ずる前に、古着も襤褸をささずには着られない生活の多いことを、折畳み式寝台を説く前に、世の中に藁の中に寝なければならぬ者が、まだ幾らもいるということを考えてかかるべきであった。人が聞いても藁の中に寝るというな。蒲団をかけて寝ていると言えと堅く子どもに教えておいたところが、「おとうさん、背中に蒲団の屑がくっついているよ」と謂ったという昔話などは、ちっとも昔の話ではないのであった。シドニー・ウエッブがかつて日本の小作農生活を見に来たときに、越後の或る篤農家は彼を案内して、いわゆる埴生の小屋の奥に、金色の阿弥陀様の光美しく立つ光景を見せ、また百年勤続の小作人の表彰せられた話などをしてきかせた。