후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
しかし、賊城は要害堅固をきわめ、城内には多年積んだ食物が豊富なので、一月余も費やしたが、城壁の一角も奪れなかった。
「困った。困った」
朱雋は本営で時折ため息をもらしたが、玄徳は聞えぬ顔をしていた。
よせばいいに、そんな時、張飛が朱雋へいった。
「将軍。野戦では、押せば退くしで、戦いにくいでしょうが、こんどは、敵も城の中ですから、袋の鼠を捕るようなものでしょう」
朱雋は、まずい顔をした。
そこへ遠方から使いが来て、新しい情報をもたらした。それもしかし朱雋の機嫌をよくさせるものではなかった。
曲陽の方面には、朱雋と共に、討伐大将軍の任を負って下っていた董卓・皇甫嵩の両軍が、賊の大方張角の大兵と戦っていた。使いはその方面のことを知らせに来たものだった。
董卓と皇甫嵩のほうは、朱雋のいういわゆる武運がよかったのか、七度戦って七度勝つといった按配であった。ところへまた、黄賊の総帥張角が、陣中で病没したため、総攻撃に出て、一挙に賊軍を潰滅させ、降人を収めること十五万、辻に梟くるところの賊首何千、さらに、張角を埋けた墳をあばいてその首級を洛陽へ上せ、
(戦果かくの如し)と、報告した。