후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면
そして、泣き狂う何太后をも、即座にその后衣を剥いで、平衣とさせ、後列へしりぞけたので、群臣も思わず眼をおおうた。
時に。
ただ一人、大音をあげて、
「待てっ逆臣っ。汝董卓、そも誰から大権をうけて、天を欺き、聖明の天子を、強いてひそかに廃せんとするか。――如かず! 汝と共に刺しちがえて死のう」
いうや否、群臣のうちから騒ぎだして、董卓を目がけて短剣を突きかけてきた者があった。
尚書丁管という若い純真な宮内官であった。
董卓は、おどろいて身をかわしながら、醜い声をあげて救けを呼んだ。
刹那――
「うぬっ、何するかっ」
横から跳びついた李儒が、抜打ちに丁管の首を斬った。同時に、武士らの刃もいちどに丁管の五体に集まり、殿上はこの若い一義人の鮮血で彩られた。
さはあれ、ここに。
董卓は遂にその目的を達し、陳留王を立てて天子の位につけ奉り、百官もまた彼の暴威に怖れて、万歳を唱和した。
そして、新しき皇帝を献帝と申上げることになった。
だが、献帝はまだ年少である。何事も董卓の意のままだった。
即位の式がすむと、董卓は自分を相国に封じ、楊彪を司徒とし、黄を太尉に、荀爽を司空に、韓馥を冀州の牧に、張資を南陽の太守に――といったように、地方官の任命も輦下の朝臣の登用も、みな自分の腹心をもって当て、自分は相国として、宮中にも沓