일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

「わしの目鑑でいいつけたものを、余人に命じるほどならそちにはいわん。疾く、甲府へもどれ」

いい捨てるが早いか、そのすがたは、乱軍の中に駈け入っていた。

越後武者の野尻弥助、関川十太夫、柏蔵人、熊坂大伍などの輩が、

「あれぞ、典厩」

「信玄の弟」

と見るや、他の相手をすてて、

「われこそ」

と、突いてかかり、

「そのお首、賜わらんには、武門のほまれ、相討して果てるも満足」

と、立ち塞がり、また追いかけ、飽くまでねばり強く、つき纏った。

典厩は、槍を取られた。すぐ陣刀をぬいて、熊坂大伍を斬った。

関川十太夫が、

「お見事なり。さあれ、我には」

と、斜に、槍をのばした。その槍は、典厩が思わず、顔のまえで掴んだ為、

「おうほっ」と、力まかせに引かれて、駒の首を越えて、前へもんどり落ちた。野尻、柏などが、争って、首を掻こうとするとき、典厩部下十数名が、一かたまりに殺到し、乱刃乱走の下に、典厩のからだは見失われてしまった。

「逃げたっ」

見つけたとき、典厩は、千曲川のすぐそばまで、馬を打って退いていた。――届かぬと見たので、越後兵の一人が、鉄砲を放った。典厩は、川の中へ、しぶきを揚げて落ちた。