일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

(これもみな帰するところ、自分が越後に遁れて来たために生じたこと)

と、ひとり問い、ひとり責め、居ても立ってもいられないような心持になっていた。

ひとたびそういう自責を抱いてからは、耳元に鳴る鐘も、戦歿三千余魂が声をあげて、自分を責めるかと思われ、義清は生きている空もない心地だった。

実のところ、彼はすでに、林泉寺にいるうちに決意していた。剃髪して仏門に入ろう。そして争闘興亡の圏内から遁れ去ろう。同時にかつての栄門に還る夢望を捨て、一切の執着を洗い、上杉家の長い恩顧を謝して、飄乎、高野の塵外へかくれよう。

そうすれば、ふたたびこの大きな犠牲はなくなる。今までの償いには、ひたすら故人の冥福を祈って生涯する。沙門に入ってそれを詫びる。

「……かように思い決めたのでござりまする。今日まで、殆ど、この流寓の孤客を、お身内同様に思し召され、連年、多大の軍費と将士の尊い血を以て、義清を御庇護下された大恩は死しても忘れはいたしませぬ。が、これ以上、おびただしい人命を捨てさせ、遺る御家中の人々に嘆きをかけては、義清、いかにお詫びしてよいやら分りませぬ。また、ふたたび祖先の地へ還り得るとしても、独りの歓びとすることはできません。