일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

うえすぎけんしん

上杉謙信

吉川 英治

吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면

아오조라 문고

わはははは」

汚い前歯を吹き飛ばさぬばかりな声して笑った。そして笑いを収めると、徐ろに答えたのである。

「甲館の主、機山大居士とは、おそるべき烱眼の持主であると、常日頃から伺っておりましたが、今のおたずねは、子どもの持っている菓子をあやして奪うような御質問で、尠なからずあなた様の人品を軽からしめます」

人も無げである。信玄そのものばかりでなく、周囲にある幕将までをまるで無視している放言だった。当然、あたりに居ならぶ鉄甲燦々たる諸将の感情はうごかずにいられない。ひしひしと険悪な視線や身ゆるぎが、声なきうちに、下野を強圧していた。

けれども下野にはてんで無反応であった。片目が悪いという特質は、こういう際には至極その平気を持していやすいものらしい。しきりと一つの眼をぱちぱちとしばだたいていたが、いわせておくと、まだいうのだった。

「他国は知らず、わが越後では、軍の方策も、内治の仕方も、すべて謙信公の御一存であって、諮問を受くる者も、ごく少数の老臣と帷幕のお方に限られております。何でこの斎藤下野のごとき末輩のよく知るところでございましょうや。……それをば、知って来たか、知らずに使者に来たかとのおたずねですが、問わでも、知らざる使者と極っておりますものを。