일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면

아오조라 문고

でお月様の出を強調したり、『アパショナタ・ソナタ』で、ピアノを叩き潰すような感情の大荒れを見せられたり、そんな馬鹿げた芝居気の演奏に我々は馴らされて来たのである。ベートーヴェンに対する毛ほどの嫌悪が我々のうちに培われたことがあるとしたならば、この厄介極まる芝居気に煩わされたためではなかったであろうか。

シュナーベルのベートーヴェンは、我々が飽き飽きするほど聴かされたベートーヴェンとは、およそ見当の違ったものであった。シュナーベルはもとより冷たいリアリストではない。その演奏には、程よきロマンティシズムさえ匂うのであるが、ベートーヴェンの解釈者としては、馬鹿馬鹿しい既成観念を根柢から取り払い、常套主義のお芝居をすっかり封じてしまって、改めてベートーヴェンを見直し、新しいスタートに起って、その音楽的純粋性を掴み出し、ベートーヴェンの本当の姿に触れようとしているかに見えるのである。

センチメンタルな感激や、大袈裟な身振りを、ベートーヴェンはどんなに嫌がったことか、彼の伝記を読むものは、ことごとく知っていなければならぬ筈である。それにもかかわらず、過去百年間ベートーヴェンは道化芝居をさせられ続けて、その本来の姿をすっかり覆い尽されていたのではなかったか。