후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
に偲ばれるだろう。
私のこのレコードは、芝の小さい喫茶店で手に入れたもので、ざくざくに割れて使用に堪えないのを、店主が心得て十襲していたのを、幾度か懇望して手に入れたものだ。「金の犢の歌」はその後十吋に吹込み直しているが、技巧も録音もよくなっているのに、美しさにおいては全く問題にならない。
歌劇『セヴィリアの理髪師』の「蔭口の歌」も私は三種類持っている。帝政時代のロシアで入れたグラモフォンのレコードが一番美しい。技巧から言えば、後のものほど優れているが、これも私は古いものに愛着を感ずる。
シャリアピンのレコードで、一番初めに日本へ来たのは、スペインのヴィクターに入った『ノルマ』の「山の彼方」であった。これは合唱付きのレコードで、非常に高朗な美しいものだ。当時シャリアピンというものが日本に知られていず、輸入商も見当が付かなかったので、スクリアビンと間違えて、店頭に「ロシア当代大作曲家の歌ったレコード」と大きく貼り出して売ったという一口噺が伝わっている。二十年前のファンには、銀座でそのビラを見た人も、そのレコードを求めた人もあった筈である。当時ドイツ・グラモフォン系のレコードは、シャリアピンの綴をCHAでなくてSCHALIAPINにしていた関係もあったであろう。