후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(五)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면
その武蔵を、きっと殺してしまうためには、この必殺の地へどうしても彼奴が来るように、誘いの策が要るとわしは思うが」
「はて、そんな策が、あろうかな?」
「ある」
小次郎はいった。
いかにも自信のある口吻で、
「ある! 策はいくらでも……」
と、声を落して、ふと、常の傲岸な顔には見せない狎れ易い眸をして、源左老人の耳へ口をよせ、
「……な。……どうです」
と、ささやいた。
「……ム、む、なるほど」
老人はしきりと頷いて、今度はそのまま御池十郎左衛門の耳へ顔をよせて計った。
おとといの夜半、ここの木賃宿を叩いて、久しぶりの訪れに、木賃の老爺を驚かせた宮本武蔵は、一夜を明かすと、鞍馬寺へ行って来ると断って出かけたまま、きのうは一日姿を見せなかった。
(晩には)
と、老爺は雑炊を温めなどして待っていたが、その晩も帰らず、やがて翌る日のたそがれ近くに帰って来たかと思うと、
(鞍馬みやげじゃ)
と、苞に入った長芋を老爺にくれた。
それから、もうひとつの方は、近所の店で求めて来た品らしく、一巻の奈良晒布を出して、これで肌着と腹巻と下紐とを急に縫ってもらいたいという。
木賃の老爺は、すぐそれを持って、お針のできる近所の娘の家へ頼みにゆき、帰りの足も無駄をせず、酒屋から酒をさげて来て、山芋汁を肴に、夜半を世間ばなしに費やしていると、そこ