후리가나로 읽는 일본 고전
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もめんいぜんのこと
木綿以前の事
柳田 国男
柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면
弊害がないものなら考える必要はない。しかもその弊害はみな現代のものなのである。またみなさんの問題なのである。
この点は必ずしも酒ただ一つではない。酒ほど大きな災いはせぬかも知れぬが、女の紅白粉などもやはり酒と同様に、本来は祭とか式典とか、おおよそ酒の用いられなければならぬような日に、女を常の女でなくするために施したのが化粧であった。阿弗利加の内陸や濠州の蛮地に行くと、今でも是に面を被るのと同じような効果を認めている。我邦の女性も神の言葉を伝え、また神の姿をして舞うためには、塗り立てた顔でなくてはならなかったのである。後々そういう神舞の役を商売にして方々あるく女ができて、生活のために人に招かれ、祭や式の日でなくとも、所望せられると紅白粉を顔につけて歌いまた舞った。素朴なる村の住民は、これを目して上と呼んでいた。上※(「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1-91-26)はただ貴女の別名で、もと尊敬すべき婦人を意味したことは、辻君・立君のキミも同じである。しかるにその上※(「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1-91-26)が現在はどれほどまで淪落しているか。