Japanische Klassiker mit Furigana
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みみずのたわこと
みみずのたはこと
徳冨 健次郎
Lesen Sie みみずのたはこと (みみずのたわこと) von 徳冨 健次郎 (とくとみけんじろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 265.437 Zeichen · 530 Bildschirme
と唱え出した。琴が鳴る。篳篥が叫ぶ。琵琶が和する。
黒紋付木綿の綿入に袴を穿いた倔強な若い男が六人、歌につれて神前に踊りはじめた。一進一退、裏むき表むき、立ったり蹲んだり、黒紋付の袖からぬっと出た逞ましい両の手を合掌したりほどいたり、真面目に踊って居る。無骨で中々愛嬌がある。「畚かついでひのきしん」と云う歌のところでは、六人ながら新しい畚を担って踊った。
鳴物は単調に鳴る。歌は単調につゞく。踊は相も変らぬ手振がつゞく。余は多少あき気味であたりを眺める。皆近辺の人達で、多少の識った顔もある。皆嬉々として眺めて聴いて居る。
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天理教祖は実に偉い婆さんであった。其広大な慈悲心は生きて働き、死んでます/\働き、老骨地に入ってこゝに数十年、其流れを汲む人の数は実に夥しい数を以て数えられる。仮令大和の本教会は立派な建築を興し、中学などを建て、小むずかしい天理教聖書を作り、已に組織病に罹ったとしても、婆さんから流れ出た活ける力はまだ/\盛に本当の信徒の間に働いて居る。信ずる者は幸福である。仮令其信仰の為に財産をなくして人の物笑となり、政府の心配となるとも、信ずる者は幸福である。