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Japanische Klassiker mit Furigana

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くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme

Aozora Bunko

第二百五十一 琺瑯鍋

これを舌のフルカセーという。

○犢の頭の皮一頭分は十人前、脳味噌は五人前、舌は二、三人前の料理に用いらるる徳用食料品なり。なお羊豚の頭も犢の料理法の如くにて食するなり。豚の頭殊に味良し。

○牛の尾は本文の外にスープにも作り得べし。それは牛の尾を本文記載の如く切り四時間湯煮手にて肉だけを取り別にバター一杯にてコルンスターチ一杯をいためスープ一合と牛の尾を湯煮たる汁二合とにて弛め塩胡椒にて味を付け前の牛の尾を入れ弱火にて十分間煮るなり。

○また前法の如くスープを作り牛の尾を骨のまま入れてもよし。

第二百五十一 琺瑯鍋

小山「そこでお料理が七色揃いました。エート最初のスープが四十銭、二番目の鰯が二十銭、三番目の赤茄子と鶏が五十五銭、四番目の牛の尾のシチューが四十五銭、五番目の白瓜が二十五銭、六番目の豚が五十五銭、七番目のお菓子が三十銭で合計二円七十銭です。紅茶に牛乳を三十銭と見た処が一人前三十銭でこれだけの御馳走が出来るのですね。お客を呼んでちょいと料理屋の物を二品か三品取っても五十銭以上かかります。家で西洋料理を拵えると三十銭の原料で七色の御馳走が出来るのですから家庭料理を覚えると一家の経済に大層な利益がありますね。