Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme

Aozora Bunko

第二百五十六 お茶菓子

これは珈琲に添えて出す菓子ですから珈琲ケーキと申します。ちょうど珈琲も出来ました。座敷へいらしって一つ召上って下さい」小山「私はここで戴きましょう。その代りモー一つ何か見せて戴きたいものです。この珈琲ケーキなら焼粉が入りますから誰が拵えても出来損じはありませんね」お登和嬢「上手下手はありますけれども誰にでも出来ない事はありません。中の鬆に大小の孔が出来たり重い味になるのは下手なのですが上手に出来ると鬆が大きいなりに平均しています」小山「今度はお茶の時出すお菓子を拵えて戴きたいものですな。珈琲に珈琲ケーキがあるからお茶に茶ケーキがありますか」お登和嬢「ハイ、テーケーキというのがあります。その手軽なのは先刻お教え申したカップケーキの中へお米の粉をメリケン粉の半分入れて拵えたのです。本式のはパン種のイーストがないと出来ませんから面倒です」

第二百五十五 珈琲ケーキの挿画

第二百五十六 お茶菓子

我邦にては一口にお茶菓子と言えど西洋にては茶に添ゆる菓子と珈琲に添ゆる菓子とその品質に区別あるは衛生上より配合を定めしなり。お登和嬢は労を厭わず「お茶の時出しますのはテーケーキの外にバターケーキが味も美味しくってようございます。