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Japanische Klassiker mit Furigana

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くいどうらく

食道楽

村井 弦斎

Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme

Aozora Bunko

第二百十一 野菜の煮物

そうしないと中の物が膨れ出て蓋が持ません。深い鍋へ酒に味淋に醤油に煮汁で美味い汁を沢山拵えて今の南瓜を柔くなるまで煮て出します。こうしたのは双方の味がよく浸て大層美味くなります。南瓜は西洋料理のパイにしたのが一番結構ですがパイの皮を作る事が面倒ですからちょいと田舎なんぞでは出来ませんけれども中身だけの料理なら例の玉子焼鍋でも出来ます。これにはよく実の入った南瓜がいいので皮を剥いて小さく切って蒸すか湯煮るかしてそれを裏漉しにかけて一合の中へ玉子の黄身を一つ位入れて砂糖と肉桂の粉で味をつけて玉子焼鍋へ油を敷いてその中へ今の物を入れて二、三十分間も焼きます。蒸したのよりもこの方が味は好いようです」と今は何事にも応用法を説く。

○南瓜の料理は本文の外に胡麻酢を掛けて食しても味良し。それは南瓜を一寸角ほどに切りて柔くなるまで蒸し、別に黒胡麻を炒り摺鉢にて摺砕き、味淋、酢、砂糖、少量の醤油にてドロドロにゆるめたる汁を前の南瓜へ掛けて食するなり。

第二百十一 野菜の煮物

応用法は玉江嬢の最も望む所なり「先生、お野菜のお料理にそういう応用法はまだありますまいか」お登和嬢「ありますとも。