Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme
第四十 林檎と米の雪
第四十一 米のブラマンジ
第四十二 米のバハローム
第四十 林檎と米の雪 と申すお菓子は西洋人の大層珍重するもので先ず林檎一斤の皮を剥いて心を取って少しの水と大匙五杯の砂糖で軟く煮ます。それから水気を切って裏漉しにしてその中へ御飯大匙三杯を混ぜて、また玉子の白身三つを泡立てて混ぜます。これだけでも直ぐ御馳走になりますがモー一層上等にするとそれへ泡立てたクリームを掛けて出します。
第四十一 米のブラマンジ はお米を牛乳で固めたようなお菓子です。先ず一合のお米を五合余の牛乳で気長に二時間余も煮ると柔くなります。その中へ砂糖大匙五杯とワニラかレモンの香料少しとを入れてよく掻き混ぜてまた弱火で二十分間ほど煮るとお粥の固い位になります。そこでゼリー型があれば結構ですし、なければブリキの深い鉢でもようございますから一度水で中を濡らして今の物を入れて夏ならば水の中へ漬けておくと固まって葛餅のようになります。それを抜いて皿へ盛って桃とか杏とか酸味のある菓物の煮たのと附合せて食べると大層美味しゅうございます。お米の粉でこの通りに拵えると一層上等になります。また手軽にすれば御飯からでも出来ます。
第四十二 米のバハローム も前の者に似た羊羹のような寄物ですが先ず上等にすればお米から牛乳で煮ますし、手軽にすれば御飯大匙五杯と牛乳二合と砂糖大匙三杯とを混ぜて弱火で柔かになるまで