Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme
第百九十九 梅料理
羊はお珍らしゅうございましょう」と大原の悦ぶが何よりの楽み。果して大原珍らしそうに「お登和さん、これはどうしたのです」お登和嬢「それは羊の腿を二時間半ばかりロースにして、ジャガ芋も一緒にロースにして、薄荷のソースをかけたのです。薄荷ソースは酢を十杯に砂糖二杯に薄荷の刻んだのを四杯入れて混ぜた冷いソースです」大原「実にどうも今日の御馳走で三年も生延びるようです。家にいて例の塩から料理ばかり食べさせられては溜まりませんからね」と思わず出でし愚痴の言葉を門外の人は如何に聴きけん。
○アスペラガスは本文の外にスープにしても味よし。それは生のアスペラなれば湯煮て裏漉になし、鑵詰なればそのまま裏漉になし、別にフライ鍋へバター大匙一杯を溶かしコルンスターチを大匙一杯いためスープ二合を加え前の裏漉にしたるアスペラ二斤ほどを入れて火に掛け二十分間煮てまた裏漉にし牛乳五勺塩胡椒にて味を付けまた暫らく弱火に掛け煮て、出す前に玉子の黄身二個を入れ手早く掻廻すべし。
第百九十九 梅料理
御馳走は更る更る出でて尽くる事なし。続いて来れるは西洋チサの心のみを択りたる上等のサラダ、サラダを喫しおわりし時美事なる寄物出ず。