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Japanische Klassiker mit Furigana

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だいぼさつとうげ

大菩薩峠13

中里 介山

Lesen Sie 大菩薩峠13 (だいぼさつとうげ) von 中里 介山 (なかざとかいざん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 349.705 Zeichen · 678 Bildschirme

Aozora Bunko

当人は恐怖のあまり失神して、唖となってしまったものらしい。暫く安静にして置いてから後でなければ何を聞いても駄目だと、人々はようやくその縄を解いてやって、近所の医者の一間へ担ぎ込みました。

この二つの事件が、外では広くもあらぬ高山の天地を震駭させ、揣摩臆測や流言蜚語といったようなものが満ち渡るのに、この屋敷の内部での動揺驚愕は如何……

早出の大工が中橋のまんなかで生首を発見したのとほぼ同時、代官屋敷の邸内では、離れの芝生の上に、首のない人間の胴体を発見したのは夜番の佐助です。その首のない胴体は陣羽織を着て、だんぶくろを穿いている。

そこで、また絶叫がある。逸早く馳せつけたのが兵馬――黒崎――それから、屋敷中の者が寄って、そこに集まったが、胴体は依然として胴体だけで、首が無い。

すべての詮議はあとにしようとも、まずもってこの首をさがして胴にあてがわねばならぬ。

屋敷の中の隅にも、これに合う首は一つも発見されなかったが、外から注進して来たものがある。その存在のところは前述の通り――そうして人を飛ばせてその生首を取り合わせてみると、この胴体にぴったり合う。