Japanische Klassiker mit Furigana
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
Lesen Sie 食道楽 (くいどうらく) von 村井 弦斎 (むらいげんさい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 167.435 Zeichen · 329 Bildschirme
お米によると沢山水を引いて堅くなるのがありますからそうしたら途中で幾度も牛乳を注して柔くして、出来上った時ナツメッグを少し加えてプデン皿か丼鉢へ入れてテンピの中で今の通りに蒸焼にしますが、プデン皿をテンピへ入れる時外の大きなブリキ鉢へでもあるいはテンパンへでも少しお湯を注いでその中へプデン皿を入れてテンピへ入れますのは下から湯で蒸され上からは火で焙られて極く好い塩梅になるのです。直かに底を火に当てると底が焦げ付いたり、中へ火が利き過ぎて上へ吹き出したりしていけません。略式の方も焼く時にはやっぱりこうなさると好く出来ます」玉江嬢「この方へは玉子を入れませんか」お登和嬢「お米からのプデンへは玉子の黄身を入れません。黄身を入れないでも入れたのより美味うございます、しかし上へは白身の泡立てたのを飾りに致します。私は世間のお嫁さんたちが毎日心掛けてこういうお料理をお舅やお姑さんに差上げるようになすったらお嫁さんとお姑さんの仲も必ず好くなるだろうと存じます。御老年の親御さんが御病気におなりなすった時は如何に食物の事へ無頓着な御主人でも子の義務として御老人の食物を研究なさらなければなりますまい。