Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
Lisez 三国志(一) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 309 839 caractères · 622 écrans
溯江
一
(これはよい人物らしい。尋常の武骨ではない)
と、心中に頼もしく思い、趙雲子龍も同じように、
(まだ若いようだが、かねて噂に聞いていた以上だ。この劉玄徳という人こそ、将来ある人傑ではあるまいか。――主君と仰ぐならば、このような人をこそ)
と、心から尊敬を抱いた。
玄徳も、子龍も、ふたりともに客分といったような格で、公孫※(「王+贊」、第3水準1-88-37)にとっては、その点、すこし淋しい気もしたが、しかし、二人を引合わせて、彼も共にうれしい気がした。
玄徳には、後日の賞を約し、子龍には自分の愛馬――銀毛雪白な一頭を与えて、またの戦いに、協力を励まして別れた。
子龍は、拝領の白馬にまたがって、わが陣地へ帰って行ったが、意中に強く印象づけられたものは、公孫※(「王+贊」、第3水準1-88-37)の恩ではなく、玄徳の風貌だった。
溯江
一
遷都以後、日を経るに従って、長安の都は、おいおいに王城街の繁華を呈し、秩序も大いにあらたまって来た。
董卓の豪勢なることは、ここへ遷ってからも、相変らずだった。
彼は、天子を擁して、天子の後見をもって任じ、位は諸大臣の上にあった。