Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
さんごくし
三国志(一)
吉川 英治
Lisez 三国志(一) (さんごくし) de 吉川 英治 (よしかわえいじ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 309 839 caractères · 622 écrans
劉備は、当惑顔に、
「どうも、折角のお招きに、醜態をお目にかけて、おゆるしください。舎弟の張飛は、竹を割ったような気性の漢ですが、飲むと元気になり過ぎましてな。……はははは」
笑いにまぎらしながら詫びた。
呂布は、蒼白になっていたが、劉備の笑顔に救われて、強いて快活を装いながら、
「いやいや、なんとも思っておりはしません。酒のする業でしょうから」
それを聞くと、張飛はまた、
(何ッ?)
と云いたげな眼光を呂布へ向けたが、劉備の顔を見ると、舌うちして、黙ってしまった。
宴は白けたまま、浮いてこない。呂夫人も、恐がって、いつの間にか姿を消してしまった。
「夜も更けますから」と、劉備はほどよく礼をのべて門を辞した。
客を見送るべく呂布も門の外までついて出た。すると、一足先に門外へ出ていた張飛が馬上に槍を横たえて突然呂布の前へ立ち現れ、
「さあ、星の下で俺と三百合まで勝負しろっ。三百合まで戟を合わせてもなお勝負がつかなかったら、生命は助けておいてやる!」と、どなった。
劉備は驚いて彼の乱暴を叱りつけ、関羽もまた劉備と共に躍り狂う駒の口輪をつかんで、
「いい加減にしろっ」