Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
Lisez 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 224 569 caractères · 451 écrans
すっかり恐怖した二人の近習、責任感も伴って、クルクルクルクル探し廻ったが、かいくれ宗春のおり場所が知れぬ。と云って探さないではいられない。少くもいかにも忙しそうに、駈け廻っていなければ責められる。
ふとその時気が付いたのは「二方遁がれ」の間道のことで、もしもおったら儲け物、たとえいなくとも元々だ! で、同輩もろともに、間道さがしに取りかかったのであった。
この思い付きは非常によかった。間道を真っ直ぐに走りさえすれば、「二方遁がれ」の御器所口の、宗春のいる岩部屋の、右の戸口へ出られるからで、そこの扉さえ踏み破ったなら、自然宗春を目付ける事が出来る。しかし現在の二人には、そんな幸運は想像もされず、不安ばかりに捉えられていた。
「殿のお行方知れぬ以上、拙者はどうでも切腹致す」こう呻いたのは三弥である。
「同じでござる、拙者も切腹!」こう応じたのは山路紋右衛門。
走る走るひた走る! 間もなく行きつくに相違あるまい!
さてこの頃宗三郎とお絹は、宗春と浜路の籠っている、その岩部屋の左手の戸口、その外側に立ち縮みながら、内の様子を窺っていた。
鍵穴から覗いた宗三郎が、