Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にんきょうにとうりゅう

任侠二刀流

国枝 史郎

Lisez 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 224 569 caractères · 451 écrans

Aozora Bunko

「ああなるほど、そうでしょうね」ここでお紋の声が切れた。「それじゃいっそこうしよう、蝮酒屋を焼き討ちにかけよう。部下を率いて伊集院さん、妾を助けに来てくれたからね、思い切った荒療治をやらかそう。妾にも伊集院さんにも怨みがある、浜路といわず一切合切、仁右衛門、宗三郎、お仙まで、ひっ攫うことに決めてしまおう。……縦横に飛ばせましょうトヤ駕籠をね。ナーニ鷺組さえいなかったら、今度こそ負けっこはありゃアしない。……そうは云っても燈の明るい、七ツ寺へトヤ駕籠は入れられない、何んとかこの点考えなけりゃあ。……ああそうだ、いいことがある、焼き討ちを掛けながらこう云おう、浅間の社地で宗三郎さん、太郎丸の一味に囲まれている! あぶないあぶない、あぶない! とね!」

「そこで妾があの娘を連れて、浅間の社地へ駈けつける」

「これなら出来ましょうね、八重梅さん」

「いと易いこと、大丈夫でござんす」

「それじゃアその気で」

「待っていましょう」

そのまま二人は別れたが、痛、痛、痛と云いながら、荻野八重梅部屋へ返った。

こうして夜になった時、蝮酒屋の裏手にあたり、カ――ッと焔が燃え上がった。