Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にんきょうにとうりゅう

任侠二刀流

国枝 史郎

Lisez 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) de 国枝 史郎 (くにえだしろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 224 569 caractères · 451 écrans

Aozora Bunko

父ちゃんだけが知ってるのさ、道人様の居場所をな。でもめったに云うことではない、叱られるからさ、道人様に」

「ふうん」と伊集院それを聞くと、眼を光らせたものである。「うんそうか、お前の爺が、道人の居場所を知っているのだな。いいことを聞いた、利用してやろう。……娘々、家はどこだ?」

「おお恥かしい、おお恥かしい、そりゃあね、時にはないこともないよ、妾のようなお多福でも、チョイチョイと物好きの男があって、袖を引くことだってあるんだよ。でもね、妾はことわるのさ、厭らしいねえよしゃあがれ! で、頬っぺたを撲るのさ」

「驚いたなあ、色情狂だ。よしよしそいつは解っている、何さ、お前は別嬪だよ、どうしてなかなか隅へは置けない、別嬪別嬪素晴しいものだ。が、別嬪はよいとして、お前の家はどこなのかな?」

「狼谷には狼がいるし、盆の沢には大蛇がいるよ。妾はついぞ見掛けないが、杉の峰には天狗様が、巣食っているという事だよ。ええとそれから提灯窪には……」

「提灯ではない釣鐘でもない。家を明すが厭だったら、決して無理に聞こうとは云わない。山窩の出場所だ、教えてくれ。……それ、わずかだが、取ったり取ったり」