Classici giapponesi con furigana
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
Leggi 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 224.569 caratteri · 451 schermate
捕らえられようと致しましたところを、あなたによって助けられ、共々間道へ入り込みました次第、その後のことはあの通り、せっかく目的地へ入り込みましたが、床が傾いて宗春様、水路の中へ落ち込んだからは、改めて別の手段を講じ、宗春様のお行衛を、捜索いたさねばなりませぬ。ところでお聞き致したいは、組紐のお仙様と申します婦人を、あなた様にはご存知でございましょうね?」
「さよう」と云ったが宗三郎、ちょっとくすぐったい思いがした。
「お絹殿にもご存知かな?」
「はい、その方の助けを借り、宗春様の居場所をたしかめ、また間道口の一方の口を、知ることが出来たのでございます」
「そのお仙だが、地下の部屋で、チラリと顔を見かけました」
「間道口のもう一方の口、御器所の森の大杉の木から、入り込んで来たようでございますが、どうしてその口を目付け出したものか、妾には見当がつきませぬ」
あの老人こそ薬草道人だ!
宗三郎とお絹との会話、闇の牢内で尚つづく。――
「その組紐のお仙と一緒に、顔を覗かせた五十格好の人物、お絹殿にも見られたであろうな?」こう云ったのは山影宗三郎。
「見かけましてございます」