Classici giapponesi con furigana
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にんきょうにとうりゅう
任侠二刀流
国枝 史郎
Leggi 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) di 国枝 史郎 (くにえだしろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 224.569 caratteri · 451 schermate
どのようなご用かは存じませぬが、なにとぞ決してお心置きなく、何事であれ私めに、ご用事仰せ付けくださいますよう。私力で出来ます限り、お役に立ちとう存じます」
仁右衛門頼もし気に云ったものである。
「私事は山影宗三郎、初めてお目にかかります。ご親切なるそのお言葉百万の味方を得たようでござる。ところで」と宗三郎膝を進めた。
「今回受けました拙者への主命、重大でもあれば困難でもあり、尚また一方から云う時は、奇怪至極のものでもあり、さらに想像を巡らせば、手強い競争相手もあって、旁成功は容易な事でござらぬ。と云って失敗する時は、拙者一人の名折れに止どまらず、水戸お館のお名折れとなりさらに広義に考えますれば、ご三家そのものの名誉に関し、さらにさらに徳川家の、譜代の大名一統の、恥辱ともなるのでございます。どのような困難があろうとも、是が非にも成功させねば置かぬ! これが拙者の心組で。ついては……」というと宗三郎、グイと懐中へ手を入れた。
「まずもってこれをご覧くだされ」
取り出したのは一巻の巻物、スルスルと両手で押しひらいた。現れたのは一面の画像、白髪白髯鳳眼鷲鼻、手に薬草を持っている。