후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
もめんいぜんのこと
木綿以前の事
柳田 国男
柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면
三
藁だけは勿論この附近の農村一帯から集めてくるが、古襤褸の多量は大阪を経由し、殊に古麻布を主として東北の寒い地方から、仰いでいるというのが意外であった。奥羽でこれほどまで麻布の消費があろうとは思っていなかったのであるが、だんだん聴いてみるとこの方面では、一般に冬でも麻の着物を着ていたのである。寒国には木綿は作れないから、一方には多量の木綿古着を関西から輸入して、不断着にも用いているが、冬はかえってその上へ麻の半てんを引掛ける風があるということを、私は九州に行って学んだのである。麻布は肌着に冷たく当って、防寒の用には適せぬように思われるが、細かい雪の降る土地では、水気の浸みやすい木綿を着るのはなお不便だから、いわば我々の雨外套のかわりに、麻布を着て雪を払っているのであった。
三
けれども近頃は次第にその麻布が少なくなり、したがって得にくくまた高くなったということである。そのかわりに木綿布の古切れを何枚も合わせて、それを雑巾よりも細かく堅く刺して、麻布のかわりに上覆いに着ていると見えて、私も羽後の由利郡の山村をあるいた時に、小学校の生徒がみなこの木綿のアツシを着ているのを見たことがある。