후리가나로 읽는 일본 고전
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ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면
「爾うかソレは誠に難有い、難有いが私は勿論家来もなければ主人もない。ドウぞ福澤のお賄だけはお止めにして下さい。弥々戦争が始まると云うのに、この城の中に来て悠々と弁当など喰て居られるものか、始まろうと云う気振りが見えれば何処かへ直ぐに逃出して行きます。先ず私のお賄は要らないものとして下さいと、笑て茶を呑んで居た。全体を云うと真実徳川の人に戦う気があれば、私がそんな放語漫言したのを許す訳けはない、直ぐ一刀の下に首が夫くなる筈だけれども、是れが所謂幕末の形勢で、迚も本式に戦争などの出来る人気でなかった。
その前に慶喜さんが東帰して来たときに、政治上の改革とでも云うか種々様々な役人が出来た。可笑しくて堪らない。新潟奉行に誰が命ぜられて、何処の代官に誰がなる。甚だしきに至ては逃去て来た後の兵庫奉行になった人さえあって、名義上の奉行だけは此方に出来て居る。夫れから又御目附になるもあれば、御使番になるものもある。何でも加藤弘之、津田真一(真道)なども御目附か御使番かになって居たと思う。私にも御使番になれと云う。奉書到来と云う儀式で、夜中差紙が来たが、真平御免だ、私は病気で御座ると云て取合わない。