일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(一)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면

아오조라 문고

六

呂布は無才な男ですが、陳宮には油断はできません」

曹操も、その意見を可として、三段に軍を立てて、徐々と敵の城下まで肉薄して行った。

「オオ、見える」

曹操はほくそ笑んだ。

果たせるかな、大小の敵の旌旗が吹きなびいている城壁上の一角――西門の上あたりに一旒の白い大旗がひるがえっていた。手をかざして見るまでもなく、その旗には明らかに「義」の一字が大書してあった。

六

「もはや事の半ばは成就したも同じだ」

曹操は左右へいって、

「――だが、夜に入るまでは、息つきの小競り合いに止めておいて敵が誘うとも深入りはするな」

と、誡めた。

城下の商戸はみな戸を閉ざし、市民はみな逃げ去って、町は昼ながら夜半のようだった。曹操の軍馬はそこ此処に屯して、食物や飲水を求めたり、夜の総攻撃の準備をしていた。

果たして、城兵は奇襲して来た。辻々で少数の兵が衝突して、一進一退をくり返しているうちに陽はやがて、とっぷり暮れて来た。

薄暮のどさくさまぎれにひとりの土民が曹操のいる本陣へ走りこんできた。捕えて詰問すると、

「田氏から使いです」と密書を示していう。

曹操は聞くとすぐ取寄せてひらいてみた。