후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うえすぎけんしん
上杉謙信
吉川 英治
吉川 英治의 上杉謙信(うえすぎけんしん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 129,102자 · 256화면
首捨帯刀
――けれど、その事もなく、彼は無事に、越後へ帰った。
――それ以来の今日であった。今日の偶然な接近だったのである。だから二人の微笑のうちには、言外な回顧の情と皮肉な懐かしさとがつつまれていたわけだった。
首捨帯刀
戦争とは、結局、人の力と力との高度なあらわれである。古今、いつの時代であろうと、その行動の基点から帰趨まで人の力にあることに変りはない。政略、用兵、経済、器能の働きはもちろん、自然の山川原野を駆使し、月白烈日の光線を味方とし、暗夜暁闇の利を工夫し、雲の去来、風の方角、寒暑湿乾の気温気象にいたるまでのあらゆる万象を動員してそれに機動を与え、生命を吹きこみ、そして「我が陣」となす中心のものは人間である、人間の力でしかない。
だから、戦国は、人を磨く。
また、箇々のものも、他に求められるまでもなく、各※(二の字点、1-2-22)磨かなければ、時代の戦国を生きぬいては行かれない。
どしどし踏みつぶされ、落伍してゆく。
惜しまれるものの生命すら、顧みられず、また、顧みる遑もなく、先へうごいて行く世だった。惜しまれもせぬものの生命などは、何ともしない。