일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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もめんいぜんのこと

木綿以前の事

柳田 国男

柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면

아오조라 문고

田植は御承知の通り今でもほぼ昔のままに、早乙女を一家の外からも頼んでくる。近世色々の農事改良は行われたが、まだまだ田の植付けの作業に、自家の労力だけで間に合わせ得る方法は発見せられていない。殊に桑畠の支度その他、新たなる春夏の交の仕事は増加して、この期は極度に労力の不足する時である。小学校にさえ農繁時休暇というものを認めている。苗打小野郎などと名づけて十一二歳の少年までが、それぞれの一役を課せられた。苗打ちはカンナイドの役と、気仙郡などでは謂っている。カンナイドは中部以西ではケンナイドと謂って、すなわちかかり人のことであった。後家孀婦の淋しき人々にも、勿論この時には仕事があったが、それは一年の永い日数に比べると、幾らでもなかったのである。紀州などの俚諺に、「麦は百日の播きしゅんに三日の苅りしゅん、稲は百日の苅りしゅんに三日の植付時」ということがある。殊に品種の地方的統一を実行することになると、一段と忙しいのはこの田植の日ばかりで、そんな仕事はたちまち済んでしまう。お互いにそれのみを宛てにして村内に住んでいることはできないのであった。他の一方に秋の収穫の際のごとく、農民の心が最も鷹揚になって、落穂でも何でも拾って行けというような際に、後家が遣って来てその作業に参与し得なくなったということは、彼らのために非常