후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
もめんいぜんのこと
木綿以前の事
柳田 国男
柳田 国男의 木綿以前の事(もめんいぜんのこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,586자 · 348화면
三
慣習は多くは古いものであるが、それとても不変常在のものではなかった。何か偶然の機縁で始まったことが、次第に悦び迎えられて確乎たる先例を作り得たのである。いずれにもせよ食事回数の増加は新しい現象であって、しかもその普及によって意外なる変化を我々の生活に及ぼしたことは確かである。ヒルマや小ビルマはもとは限られたる日の食事であり、また特別の調理に成るものであった故に、用途は褻であったけれども、人に晴の食物のような好い印象を与えた。それから今一つはいずれも分割と運搬とを許す食物であったために、他の多くの雑餉と同様に、次第に共同食事のいろいろな拘束から、独立して発達することになり、その結果はついに家々または各個人の食物選択の自由を、促進する動力ともなり得たのである。
三
元来食物の褻と晴との差別は、必ずしも材料の優劣を意味してはいなかった。晴の日の食物とても皆うまい物とは限らず、常の日以下のものさえ折々は用いられている。たとえば稲苅り終って後の農神祭には、土穂餅またはミヨセ団子などと称して、仕事場の臼のこぼれを掃き寄せたものを食料とし、夏のかかりの水の神祭には、小麦の粉をこねてボロソ餅などを製している。