일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんごくし

三国志(一)

吉川 英治

吉川 英治의 三国志(一)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 309,839자 · 622화면

아오조라 문고

た。

また、呂布は。

かねて、董卓から密々の命をうけていて、これはまったく、別の方面へ出て働いていた。一万余人の百姓や人夫を動員し、数千の兵を督して、前日から、帝室の宗廟の丘に向い、代々の帝王の墳墓から、后妃や諸大臣の塚までを、一つ残さず掘り曝いたのだ。

帝王の墳墓には、その時代時代の珍宝や珠玉が、どれほど同葬してあるかしれない。皇妃皇族から諸大臣の墓まで数えればたいへんな物である。中には得がたい宝剣や名鏡から、大量な朱泥金銀などもある。もとより埴輪や土器などには目もくれない。

これは車輛に積むと数千輛になった。値にすれば何百億か知れない土中の重宝だった。

「夜を日についで長安へこれを運べ」

呂布は、兵をつけて、続々とこれを長安へ送り立てると同時に、一方、今なお虎牢関の守りに残っている味方の殿軍に対して、

「関門を放棄せよ」と、使いをやり、

「疾風の如く、長安まで退け」と、命令した。

殿軍の大将趙岑は、

「長安までとは、どういうわけだろう」

と、怪しんだがともかく関をすてて全軍、逃げ来って見ると、すでに洛陽は炎々たる火と煙のみで、人影もなかった。

先に、知らせると、守備の兵が動揺して、遷都の終らぬまに、敵軍が堰を切って奔入してくるおそれがあるのでわざと間際まで知らせなかったのであるが、しかし、それほど遷都は早く