후리가나로 읽는 일본 고전
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ちけむりてんめいじん
血煙天明陣
国枝 史郎
国枝 史郎의 血煙天明陣(ちけむりてんめいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 191,184자 · 379화면
七
「口実は立派だ、甚だ立派だ! が、十二神汝は知らぬか、漂流者崩れの工藤平助、なんどと称する無頼の徒を用い、田沼めには己密貿易をし、私腹を肥やしておるのであるぞ!」
「異国の商況知らんためには、実地に貿易致し見ねばと、田沼様ご自身その方面に、手を延ばされたは真実でござるが、さるを一概に密貿易なんどと……次に田沼殿の施政において、特に讃うべき事柄は、我が国の相場、金銀の相場、異国に比べて廉価とあって、以前より流出いたしたるを慨し、支那の商人に旨を含め、かえって海外より金および銀を、輸入いたすように計らいました。……殿! 松平冬次郎様! 田沼様は偉大な施政家でござるぞ! 次に……」
となおも続けようとする、貝十郎の言葉を睨んで抑え、
「余が計画、汝知ったか※(感嘆符疑問符、1-8-78)」
「は? 計画? 計画とは?」
「今夜の計画探り知ったか?」
シーンとなって土間は暗かった。
七
「いやさ配下に尾行けさせて、逃げ水屋敷にて今夜行う、余が計画を知ったかと訊くのじゃ」
「聞き知りましてござります」
「善悪是非はそちに訊かぬ。……聞きたきはそちのそれに対する処置じゃ」
「与力の本分を尽くすまで!」