일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちけむりてんめいじん

血煙天明陣

国枝 史郎

国枝 史郎의 血煙天明陣(ちけむりてんめいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 191,184자 · 379화면

아오조라 문고

それからわずか経った時、範之丞と織江とその武士とは、高島へ向かう街道を、なんどりとした春陽を浴び、話しながら歩いていた。

「ははア……桑名侯ご藩中、服部範之丞殿にお妹ごの、織江様と仰せられる、ははアさようでござりますか。……拙者は南部の浪人で、高島の城下へ形ばかりの、町道場を開きおるもの、姓は司馬、名は又助、出世出来そうもない人間でござる。アッハハ、いやはやどうも。……が、これでちょっとばかり、任侠の気がありましてな、自分で申すも変なものでござるが、ああいう雲助や馬方などをも、時々世話してやりますので、まアまア名ぐらい知られております」

いいいい又助は横眼を飛ばしては、織江の顔や姿を見、

(どこかへ売かすと一月や二月、飲み代にはなる上玉だ)

そんなことを思っていた。

「あんな塩梅式にお助けし……アッハッハ、何が何が、お助けでも何んでもござらぬが、とにかく虻蜂を追っ払い、こうしてご懇意になってみれば、他人でないような気持ちがいたす。で立ち入ってお訊ねいたすが、ご道中のお目的は?」

「さあ」

と範之丞はいい淀んだ。

悪漢どもを追い払ってくれた、その好意は感じていたが、又助という人物の様子、何んとも信用出来ぬところがある、うかうか真実など話したら、面白くなく危険なことが。