후리가나로 읽는 일본 고전
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ちけむりてんめいじん
血煙天明陣
国枝 史郎
国枝 史郎의 血煙天明陣(ちけむりてんめいじん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 191,184자 · 379화면
(宝の山に入りながら、手を空しゅうするというあいつだな)
織江の窶れてかえって病的に、美しく見える姿を見ながら、そんなことを九十郎は思うのであった。
「織江殿、その通りなので、今回の事件はそなたの美貌が、原因となっておりますので」
ジワジワと九十郎はやり出した。
「そなたが美貌であられたにより、拙者が煩悩をおこしたまでで、そこでそなたを口説いたところ、見事にことわられてしまいました。で復讐したまでで」
無精髭の生えている頬から※(「臣+頁」、第4水準2-92-25)を、掌でソロソロ撫でながら、上眼を使って織江を眺めた。
ふっくりとした豊かな胸、碗形をしたなだらかな肩、象牙を思わせる滑らかな頸、いかにも処女らしい織江であった。
「こうなった以上は織江殿……田沼殿によってか拙者によって……どっちみち、ハッハッハッ、どっちみち……厭な思いを味わわねば……これは十分そなたにおいても、ご覚悟なされねばなりませぬぞ」
こういって来て九十郎は、
(俺はこれまでいろいろの女を……しかしここにいる織江のような……いや全く立派なものだ! ……処女というやつ、美しいものだなア)