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にっき

日記

宮本 百合子

23 一九三九年(昭和十四年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 页

青空文庫

七月三十一日

八月一日

八月二日

八月三日

八月四日

八月五日

八月六日

八月七日

その一言が一言ごとに、云っている人の体へズシリズシリとかかって行くことを苦しいようにまざまざと感じた。

七月三十一日(月曜)

図書館

八月一日(火曜)

〔受信〕七月二十九日づけの手紙。

八月二日(水曜)

図書館

八月三日(木曜)

〔受信〕電報

一時半過ぎに電報が来る。大いにあわてる。外出用の仕度がない。薬局に云いつけて出かける。千鳥で山やだの巖松堂だのゆき、そして三時十五分前西巣鴨。

三日以後ならばと宮自分で云っていて。間に合ってうれしかった。電報をうつ心もち、用事どうなったかときく心持。私の手紙がまぬけで事務的なことをおっことしたばかりではない。そう思う。もとはこういうとき、ピリピリして用事を云われているとそれとだけ考えて。

〔欄外に〕面会

八月四日(金曜)

「入り乱れた羽搏き」(40年代大正三年迄)書きはじめる。

〔欄外に〕

ザーッ、ザッザッ

颱雨。嵐

八月五日(土曜)

〔受信〕二日づけの手紙

仕事

八月六日(日曜)

「入り乱れた羽搏き」三十二枚終。

夕刻届ける。小川さんに会う。いろいろ生活の話。

八月七日(月曜)

戸台さん午後三時間ほどよる。そしてやはり生活の話。いろいろこたえるところがある。