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にっき
日記
宮本 百合子
23 一九三九年(昭和十四年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 页
七月二十八日
七月二十九日
〔発信〕第六十九信出、戸川さんへのお悔、なつ女史への挨拶、寿江子へ
〔受信〕七月二十六日づけの手紙着。
きょうは一日家居。仕事準備、漱石の「草枕」などよむ。
※(丸A小文字、1-12-33)能智の婦人問題キソ知識には青鞜時代の分析が不十分である。
※(丸B小文字、1-12-34)宮島新三郎の「明治文学十二講」中、余裕派文学発生の原因の説明、非常に限界をもっている。
○作家として自分の経つつある生活の条件について深く考える。その独特性、その独特性がのびのびとよろこびを表明して描き出されないということの影響。
○その独特性に対する真の確信ということについて
○自分が歴史性にふれてものを見る傾きをつよめられていること。今日の心としてのその点の溌溂性についての省察。
七月二十九日(土曜)
袴田第三日
「多数派」のこと――消費組合の某、全会派の宮内? 二人がいろいろな名をこしらえて七つか八つ並べる。そして袴田をスパイと呼ぶ。「中央委員会を奪還せよ」
再登録の問題
横山操にふされたる正しい同情
岩田のこと、小林のこと、もう一人のこと(上田茂樹)
正当なことを正当な言葉で云われた。