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にっき

日記

宮本 百合子

23 一九三九年(昭和十四年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 页

青空文庫

一月二十九日

一月三十日

寿が一緒に暮すなら、その位のでないと迚もやれそうもないと思うが秋までただねかしておくのも負担であるし。

一月二十九日(日曜)

〔発信〕第十信

〔受信〕一月二十七日づけの手紙、第六信

○日記十枚五日分「寒の梅」をおくる『文芸』。

○「灰色のノート」。なかなか考えて書いている。但、少女の内的圧迫から生じた病気をクリスチャン・サイエンティストの力で直すみたいなところはいや也。

○ひさ林町に手つだいにやる。

○記録を送って来る。よみはじめる。mいつかいった「大衆小説のようなフィクション性だが云々」その意味がわかる。

一月三十日(月曜)

〔発信〕栗、記録追加の件につき

〔受信〕下落合の家やっぱり駄目であった由。

「少々くさっています」無理もない。

○林町、父の三年祭。日本間で。夜、青山へまわってから延寿春で御飯をたべる。夫婦、太郎、バラ、寿、自分。目白まで送って来て貰う。

○林町の家の手入れ。なかなか工夫して、金をよくいかし、仰々しくなくて昔の俤もとどめているので、いい心持がした。国男の細かいところが積極的に出ているのでよかった、そう国にも話した。庭などゆったりして。