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にっき

日記

宮本 百合子

23 一九三九年(昭和十四年)

N3 · 进阶 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 页

青空文庫

五月二十日

五月二十一日

五月二十二日

実に実に。名状しがたい。この前の工合がわるかったとき、本当に知らないで安心していたこともあろうと書いて来た通りであった。今は違う。病気程度も凡そわかっているし。公判の前に低下しているの癪であろう。工合わるければ用事は代筆、代弁にするかもしれないが、重態と思わぬように、と。先のときは、心持の面からだけ大丈夫と思い、それでひっくるめて抽象的に安心出来ていた。今の心持もっと具体的だ。気の毒さ。可哀そうさ。この手で一つのことでもしてやることの必要の切実な理解。なかなか切なし。

〔欄外に〕

○次は三十日に来るように、と。

頁のこと、就床、起床のこと又書くように、と。

◎これから梅雨、

◎それから炎暑のコンクリートの箱。こちらの生活で気候のよしあし云えたものではない。

五月二十日(土曜)

〔発信〕第三十九信。

New Grand で『婦公』の癩についての座談会。

五月二十一日(日曜)

「私の不幸」についてかけという、『婦人公論』、こういう考えかたに入ってはかけない。

そこで「フェア・プレイの悲喜」と題す。三枚半。

○帝大医学博物館見物。強風。

五月二十二日(月曜)

〔発信〕第四十信